あっちょんぶりけ
2004年1月25日ベランダから見える大阪湾。人工島。
対岸の空を流れるモクモクした煙。
それより向こうは霞んで見えない。
ヒサシの上の太陽は、姿を隠して空気を照らす。
風は木々なら鳴らしていくのに、私の横はすり抜けるだけ。
国道2号線を走っていく車の音
救急車のサイレン
気の早いカラスの声
ザァザァ鳴る目の前の枝
飛行機のエンジン
山肌をのぼってくるどこかのBGM
あれはオペラアリアだろうか
まだ2時過ぎだというのに
カラスは3羽に増えた
近くで犬がワン!と言う
風がまた目の前を素通りしていく
気だるい日曜の午後
見えるのは、横顔ばかり。
…*…*…*…
日がな一日机に向かっていると、ふと人の世から取り残された気分になります。
世間の音は今日も変わらず鳴っているはずのに、窓をしめた内側は、空気さえ、しんと息をひそめている。
ほとんど衝動的に窓を全開にしてみたけれど、私のほうを向いているものは、何もなかった。
週末はアッチョンブリケ。
対岸の空を流れるモクモクした煙。
それより向こうは霞んで見えない。
ヒサシの上の太陽は、姿を隠して空気を照らす。
風は木々なら鳴らしていくのに、私の横はすり抜けるだけ。
国道2号線を走っていく車の音
救急車のサイレン
気の早いカラスの声
ザァザァ鳴る目の前の枝
飛行機のエンジン
山肌をのぼってくるどこかのBGM
あれはオペラアリアだろうか
まだ2時過ぎだというのに
カラスは3羽に増えた
近くで犬がワン!と言う
風がまた目の前を素通りしていく
気だるい日曜の午後
見えるのは、横顔ばかり。
…*…*…*…
日がな一日机に向かっていると、ふと人の世から取り残された気分になります。
世間の音は今日も変わらず鳴っているはずのに、窓をしめた内側は、空気さえ、しんと息をひそめている。
ほとんど衝動的に窓を全開にしてみたけれど、私のほうを向いているものは、何もなかった。
週末はアッチョンブリケ。
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