水曜サスペンス

2005年4月13日
有機化学の初回授業が終わった。
支度にまごつき、席を立った頃には人がまばらになっていた。
近づく足音。
「K戸高校のきゃろるさんやんな?」
見知らぬ男に声をかけられた。
「…誰」
意識せぬうち身体がこわばる。
「俺もK戸高校やねん。3年ン時隣の6組やってんけど」
私はにじにじ距離をとった。
「なんで私がK戸の理数って知ってんの?」
沈黙が流れる。
男は緩慢な動作で右を指差しながら
「あいつが」
・・・あいつ?
ゆっくりと右に首をむける。
すると何かが急接近!あぶない!!

 ダ ン ダ ン ダ ン ダ ン ダ ン ダ ン ダ ン!

    (ジョーズのテーマ)

  「お久しぶりです(会釈45゜)」

  キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ !!!!!


 この表現は決して使うまいと肝に銘じていたのだが、これ以外に私の心境を表し得るものがあるだろうか?

「あ、K澤君、久しぶり…。」

 彼はついに降臨した。
偉大なるK氏よ、これから3年、トータル6年…よろしく…。

 っていうか2人とも再履修かよ!!

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