初バイト

2005年4月29日
 先週『エ●゛リンク』という、いわゆるモバイトドットコム系の事務所に登録し、今日が初仕事だった。
六アイに朝8:20集合17時定時終了。職種は野菜の袋詰め。
日給5,500円で、交通費は支給されない。
でも単純作業でこの額はオイシイ!
…と、そう思っていた。

 途中休憩はあったけど、残業1時間加えて9時間、延々とエダマメの選別をしておりました。
文字にするとチャチく見えるけど、単純作業ほど精神的にキツい仕事ってないと思う。
しかも処理しても処理しても次々運ばれてきて達成感なんてあったもんじゃない。
1カートン5kgをわずか10分ほどで選別してるのに、それでも崩れない未処理カートンの塔。
もうホンキ死ぬかと思った。立ちっぱで腰痛いしおまけに暑いし。
お金稼ぐってこんな大変なことだったのね。
 そして何よりもショックだったのが、エダマメの前ではK戸大学理学部化学科生という肩書きより50才のおばちゃんの方が強かったということ。
自分が大学生だということに少なからずプライドを持っていたわけだけど、大卒だの何だのって誇れる人ってのは、本当にその道で身を立ててる人だけなんだなぁって思った。
どんな高学歴も、アルバイトじゃ何の役にも立たない。
理学部化学科卒でもOLになったんじゃ何の役にも立たない。
院卒でも、エダマメの仕分けに於いてはベテランおばちゃんの方が圧倒的に地位が高い。
そのことに、あらためて愕然とした。ただ大学を出るだけじゃ何にもならないようだ。大学で得た知識やスキルを活かせる仕事に就かないと。

 色々と考えさせられた初バイトでした。
そして当分の間はエダマメ見たくないです。

 ……夕飯マメ御飯だったけど。

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