mixiは芝居関係の繋がりが増えすぎてしまったから、こっちに。

結果から言うと、私は生まれついてのホワイトカラーなんだと思った。
色んな可能性を知りたかったのと、中途半端のまま見切りをつけてタラタラ後悔したくなかったから、半年間のプロ劇団に参加した。
本番1ヶ月前を切り、私は、表現を生業として生きていく世界には徹底的に向いていないのだと骨の芯まで思い知った。
何の偏見でも差別でもない。が、高校出てからバイトしつつ芝居の世界に入った人とは、お互い異質すぎて歩み寄れない。
他の何もかもを犠牲にして稽古の信者になるのは、視野を狭めるのは、私には、できない。

3月末に本番がある。それまでは責任持って活動する。
でも以降は、芝居は趣味か、コミュニケーションスキルを磨くツールにしておこう。
芝居を本業には出来ない。それが答え。

色んな自分を見てきたけれど、情緒が安定しているのも、自身で好きだと思えるのも、芝居してる私でもなく、肉体労働してる私でもなく、やっぱり、勉強している私だった。

芝居には感謝している。芝居のおかげで対人恐怖や男性恐怖もほぼ消えたし、初対面の人にも自分を出せるようになった。
その恩は、これからもっと大人になって仕事するようになって、社会に還元することで返させてください。

高校のとき、声楽の先生に「あなたなら国立の音大狙えるわよ」と言われ、迷った挙句声楽を習うことはなかったのだけど、神大に合格するその瞬間まで「あの時音楽の道に入っていたら、もしかしたら・・・」という逃げが付きまとっていた。
今回は、ちゃんと自分で挑戦して出した結論だ。
半年間という大きな時間と、12万円という活動費。それを上回る交通費。
高い勉強代だけど、それで人生設計を間違えずに済みそうだ。

決定は変更しない。だから今は、目の前にある作品を良くすることだけを考えよう。

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