学部からの友人や研究室の先輩方と日々の会話を重ねれば、知らず知らずに塗りつぶされていくようで。
やっぱり人間関係は生物だと思う。
魚拓をとっても剥製にしても、すぐそばのぬくもりには敵わない。

割と冷静に、かつサッパリした気持ちで、あの人からの離陸を始めた。
前と同じ。もらったものを少しずつ処分してっている。
捨てるのは忍びないから、友人たちに引き取ってもらった。
来歴は、説明したり、しなかったり。
mixiでも、あの人の新着日記が表示されないようにした。

一旦切り離すと不思議なもので、諸々が加速度的に背後へと飛び去っていく。
寂しさも辛さも感じず、ああ、こうやって流れていくんだなぁって。

たぶん、写真を手放す時が、本当の本当に最後の時なんだと思う。
それまでに盛り返すか、このまま減衰していくのかは、道なりで。

前に好きだった人からは音楽機器を3つもらっていたのだけれど、
それは今、仲のよい2人の友人に使ってもらっている。
来歴は一切話していない。
残りの1つは私が使っているのだけれど、思い残しがあるんじゃなくて、買うと高いから。
その人からは色んな物を貰ったけれど、残ってるのは、メールと、あと手紙。
いつ捨てるのかは分からない。
きっかけがなかったら、ずっと持っていくかもしれない。


コメント

じゃべりん
2009年6月4日10:32

私かつて、携帯番号とメールを削除したときに
気持ちがすごく楽になったの覚えてる。
楽になったということは、携帯に存在するその名前が苦しかったのだなぁと。
ゆっくりでも自分の良いほうに進んでいってください。