(年賀状出せてなくてごめんなさい。台湾でお土産買ってきたので送ります。)


というわけで学会は終わったのだけど研究はまだまだ進むし、あと
このクソ忙しい時期に部活を入れてしまったので、そうそうのんびりは出来ないなぁ。


学会行く前日に連絡くれてすごい嬉しかったのだけど、
帰ってきた日(今日)はスカイプにログインしてなかったぽい。
タイミングが合わなかっただけかもしれんけど。
じゃあ明日喋ればいいじゃん、て思うけど、金曜は飲み会の日だから
なんとなく連絡を控えてるのよね。
だから話せるのは、最短で土曜の晩。
たったそれだけで凹むだなんて、自分こんな面倒くさい女だったかしらと。
今まで付き合った人とは、そういうのをウジウジ言われるのがイヤでお別れしたのに。
こうやってどんどん自分の流儀に反していくのが辛抱たまらんのだけど、
これが自然な反応なんかね。


要は怖いんだろうね。
会いたいだとか寂しいだとか、なんで連絡くれないのとか、
そんなこと言おうもんなら、即座にいなくなっちゃうんじゃないかって。
自分がこれまでそうしてきたから。
あの人が好きになってくれたのも、私のそういう部分なのかもしれないから。
手がかからなくて、干渉してこなくて、自分の面倒自分で見れる奴。
そんなん彼女でも何でもなくて他人じゃないか、という感じだけれど、
もし私が男なら、そういう女がいいと思うから。
そういう女は、まんま、うちの母の裏返しでもある。
うちは両親の夫婦仲がイクナイので、高校くらいから、
(正確には弟が家を出てから)私が母の夫代わりになっている。
母は人間として尊敬してはいるが、親としては好きではない。
何だかんだ言いながら、結局子供を勲章にしたいだけなんだと思う。
私が高校で成績ガタ落ちした時、母は完全に私を否定してきた。
こんなこと言うのは幼すぎるけれど、あの時、
成績優秀だった中学時代と同じように堂々と三者面談にも来て、
何も気にしないふうに接してくれてたなら、
あそこまで精神的にガタガタになることはなかった。
結局、「優秀なお嬢さんですね」の一言が欲しかっただけじゃないかと。
(その気持ちも今なら分からなくもないけれど。
専業主婦にとっては、どうしても子供の成長ぶりだけが評価対象になるから。)

私が人並みの社会性を取り戻せたのは、部活のおかげだ。
芝居をやろうなんて思う人は、何かしらを抱えた人が大半だから、
他人のいびつさにも寛容だった。
そこで受け容れてもらえたから、自分に自信が持てて、
個性を発揮することに戸惑いもなくなった。

個を獲得しつつある私を、母は好ましく思わなかった。
それは変よ、普通しないわよそんな事、アンタらしくないわ、
と頻繁に言われるようになったが、
母の引く基準線は、自分が誇らしく連れ歩きたい娘のスペックであって、
私の持ち味とか世間全体の偏差値50を指しているのではない。
発達を阻害されていると感じ、これまで何度か、家を出してくれと説明した。
ただやっぱり養われている身は弱いので、そのたび断念させられている。
就職してから出ればいいというけれど、社会に出る時にはある程度完成していたい。
そして何より、発達には、後からリカバーできない最適期というものがある。
それを逃すと、いつまでも「母のせいで私は」と、幼い恨み節を言い続けることになる。
母のように。

多分、寮のある高校に合格して、そこに進学したいと言った時から、
私は心の底で何かしら感じていたんだろう。


そういうのが積もり積もって、
また母の夫役を押し付けられているのも重なって、
母へのネガティブな感情が、
母のようになりたくない、という気持ちにつながっているのだろう。
母が女性をやっちゃうから、私はいつまでも女になれない。

もうそろそろ、自分の面倒は自分で見てくれよ。
私はぜったい誰にも甘えず縋らず生きて行くんだから。
立場が上のくせにニャンゴロと甘えてくるなよ、鬱陶しい。
私は彼氏や旦那に鬱陶しがられない自信があるね。


台湾で喋った台湾人のおばちゃんに、
「自分の人生を大事にしなさい」
「お母さんの運命はお母さんの運命。仕方ないの」
「あなたがいなくてもお母さんは大丈夫」
って言われて、本当に嬉しかった。
母は、
「なんでお母さんだけ不幸にならなきゃいけないの」
「ほら、そうやってお母さんを使い捨てにする」
「あんたが居なくなったら誰に頼ればいいのよ」
としか言わない。
下段の本音をこらえて上段の言葉を言うのが、親ってもんじゃないの?
そしたら私も、使い捨てなんかにせず大事にしたいと心から思うよ。

そもそも、親は子に見返りを求めちゃいけない。
先輩におごり返すことがないように、
親の恩は、自分が生んだ次の世代に還元するものだから。
それを母は、分かっていない。


外場のない空間で、誰の影響でも洗脳でもない、自分の主軸を作りたい。
自分のためでもあるし、母を恨み続けないためでもある。
いつか年老いた母のために生きなきゃいけない時期が来る。
その時、殺意を抱きながら介護したくない。
子として生まれた以上、母親を好きだと思いたい気持ちはぬぐい去れる物でないし、
母親に愛されたいと思うのも、これはもう仕方ないけど、本能だから。


母から離れて、一人の人間として他から単離出来た時、
ようやっと私は、普通の女の大人になれる気がする。


だから待っててと、あの人に伝えたい。
今はまだ掴まり立ちすらできないけど、
きっと走って追いつくからさ。

付き合うまでの微妙な期間、自分が不器用すぎて本当イヤだったけど、
それを踏まえて、付き合ってくれた。
有難さが、ようやく分かってきた。



とあるブログで泣きそうになったエントリを最後に。


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■全文引用せずにはいられない歌。ハンバートハンバートの『街の灯』。アルバム『まっくらやみのにらめっこ』所収。

  年ごろの太郎くん 街をぶらぶら
  嫁探し嫁探し 街をぶらぶら
  そこを往くかわい子ちゃん 歩くしなしな
  一目惚れ一目惚れ おいらメロメロ

  口下手な太郎くん 胸はどきどき
  やっとのこと声かけた 汗はだらだら
  高下駄のかわい子ちゃん 笑うゲラゲラ
  1時間2万円 プラスアルファね
  あたしアバズレ 尻が軽いの
  あたし病気持ち たぶん死ぬまで
  それでもよけりゃ付き合うわ

  けがれなき太郎くん 両目をぱちぱち
  でも言ったはっきりと 構やしない
  驚いたかわい子ちゃん 口をぱくぱく
  あきれちゃってあきれちゃって 物も言えないわ
  あんたバカだね ほんとバカだね
  治りゃしないよ たぶん死ぬまで
  それでもいいわ 付き合うわ

  あんたバカだね ほんとバカだね
  治りゃしないよ たぶん死ぬまで
  それでも仕方ないもんね
              ハンバートハンバート『街の灯』

■誰もが、なんやかや、大なり小なり多かれ少なかれ「死ぬまで」「病気持ち」で「治りゃしない」のだ。それでも「構やしない」とはっきり言ってくれる人間が、きっといつか、どこかに現れる。有り難さに「あんたバカだね」と「口をぱくぱく」しつつ涙を流し、「それでも仕方ないもんね」と、互いの「病気」を受け容れる時が来る。


学会発表(と言えるほどオープンなものでもないが)2つ終了。あと年始に1つ。
この1ヶ月本当にきつかった。丸々お休みの日が無かったし、ストレスからか、
夜あんま寝らんなかったし。
一昨日とか内臓の中身が空っぽになる風邪を引いたのだけど、一日断食して
なんとか持ち直した。


深夜の飛行機で行くと言っていた。
今、ベトナム上空くらいかな。


年末だし、なんとなく人生の仕切り直し時期な気がするので、人間関係を整理しようと。
3回生の終わり頃から4回生の頭くらいまで好きだった人に呼び出されて会ってきた。
少し思い出話に付き合ったあと、完全にお終いにしてきた。
ひどい言い方かもしれないが、後ろに引きずってたものを、ようやく一つ切り離せた。
それで少し余裕が出来た。

今付き合ってる人とは、このまま続けていきたいと思う。
会うのが二ヶ月ぶりだから、向こうが心変わりしているかもしれないけれど。
何かの条件反射かもしれないけれど、やっぱり会いたいし、好きだっていう気持ちがある。
先輩に心が行きかけてたのは、忙しくて辛かったのと、あと、会えなくて寂しかったからなんだろう。
って、今は考えることにしている。

明後日から二泊三日。
早く会いたいけど、怖くもある。
私が揺らいだように、向こうも揺らいでないとは限らない。
でも考えても仕方ないから、あんまり考えない。

今日はクリスマスプレゼントを買いに行った。
気に入ってくれたらよいのだけれど。
別れようかと、ちょっと思っておりました。

付き合う前から影を落としてた「合わんなぁ」という感覚は、やっぱり正しいようで。
知り合ってからは2年だけど接してた時間はたった16日くらいだから、
それもあるのかなぁと思っていたのだけど。
人見知り如何に拘わらず、
合う人とは最初から合うし、合わん人とはどんだけ頑張っても合わない。

正確には、最初に会った時は合ってるように思ったのよ。
でもそれは表層だけで。
心の中にある原風景は全く違ったし、
そもそも原風景というものを持っている人なのかどうか。
心と心の会話が出来ない人と一緒に過ごすのは、私にはつらい。
というのを、研究室のとある先輩に教えられた。
「あ、」って感じに、なんとなく合う先輩が1人いて、
その先輩と話すと、心がほっこりすることに気付いた。
心の中にある自然が、すごく近い。
共通言語も多いから、一緒にいるのに寂しいなんてことはない。
話せば話すほど満たされる。
この人ともっと色んな話をしたい。
この人と聴きたい音楽がまだたくさんある。

だから別れようと、思っております。
今月末、会って、それでさよならしてきます。
その前にもう一度だけ、渾身の力を込めて、
通じるか、伝わるか、挑んでみます。
最後の礼儀として。

師走

2009年12月9日 日常
割と、つかかなり忙しい。
学会まで1ヶ月切ったのに実験終わる目処が・・・

割と忙しい。



そこそこもう大人なので、それなりに処世術らしきものは身に付けている。
オイシイ立ち位置をゲットするためには一芝居打つし、計算もガンガンする。
感情をブンブン振り回してると疲れるからブレーカーを落としてある。
最終的な辻褄が合うかどうかだけが重要なので、抜けるとこは全部手を抜いている。
おかげでそれなりに体力対効果のコストパフォーマンスの良い生活を送れている。

ただ、人間と機械の違いは、駆動エネルギー源が電気か血液かという点だ。
機械の場合、電流を入れたり切ったりした後でも動作の再現性はあるが、
人間の場合、あんまり血流を止めておくと痺れるし、壊死しちゃったりもする。

久々に感情のブレーカーを上げてみたら、なんかセンサーの表面が鈍くなっていた。
なんか刺激されてるのは分かるけど、ブニブニとして明瞭でない。
ああ、痺れてるのか、と。

昔、理性で感情を制御し、社会的に巧く振舞うのが苦痛でならなかった。
「泣きたい時に泣けない、叫びたい時に叫べない。
 ねぇ、それじゃ何で人間は感情を持ってるの?」
とか真剣に怒ってたなぁ、と、懐かしく思った。

他人の感情のヒダはそこそこ読み取れるけど、自分の感情はよく分からない。
じきに痺れもとれるだろうけど。
必ずしもその限りではないんと違うか、とか。
まぁ当たり前なんだけども。
訊く人訊く人があまりに違うこと言うので、
結局は自分が肌で感じるもの以上に正確なものは無いんよな、と。
まぁ、それも当り前なんだけど。

なんか、1回生の頃に付き合ってた部活の先輩と似てるのが、ちょっとアレ。
こっちも悪かったんだけど、あまりいい恋ではなかった。
私は同じ轍を踏む気かと、ちょっと可笑しくなったりする。

今、恐ろしいくらい色々が順調で、毎日が幸せで楽しくて。
だからたぶん、マイナス要素を拾って集めて安心したいだけ。
私はこういう点で苦悩しています。
だから神様、ちゃんとバランス取れてるから、今ある幸せを取り上げないで。
っていうふうに。
贅沢な話だよ、本当。
あまりに浮かびすぎると、いつか地に墜ちた時に痛いからって。
幸せであればある程、気持ちの重心を下げて地に這いつくばってるとかさ。
自分でも勿体ないって思うんだけどね。

でも確かに、今ある幸せの全ては一過性。
今は元気な両親も、生きるのに私の手が必要となる日が来る。
甘ったれな私をかわいがってくれる先輩方は、来春卒業する。
素敵な先生方が成長を見守ってくれるのも学生の間だけ。
お金なんて一番信用できない。消えるとなれば跡形もなく消える。
就職すれば友人ともそうそう会えなくなる。
好きな人がこれからも手を繋いでくれるかなんて誰にも分からない。


だからこそ、思い残しのないように享受すればいいのか?



あれから2回会った。
今までのペースを考えると、2ヶ月間に3回も会えたのは奇跡に近い。
次に会える日は未定。
機体を翻して飛び去っていくあの人を見届け、
またしばらく単独飛行に戻る。

就職活動を控えた私たちの船団に、尊敬する先生の飛行機が近づいて、
高高度を飛ぶ船団に私を誘ってきた。
その景色はさぞ綺麗かろう。
太陽のほうへと飛び続ける、その空はさぞ寒かろう。
ただひと筋に、脇目をふらず。
燃料尽きて落ちていく機体を顧みることなく。
呼ぶ声のままに、ひたすらに飛び続ける。

先生の機体が私に並び、灯火の明滅を繰り返している。
船団の他の船は気付いていない。
上昇を始めた先生に導かれるように、操縦桿を引く。視界が開ける。

声が聞こえた。
遠い空から。
空よりもずっとずっと遠くから。
私の船を呼んでいる。
この機体は高度を上げたがっている。

遠く目を凝らす。
落ちていく船の尾翼に、あの人の模様を見た。
コクピットの動かぬ横顔に、あの人を見た。
機体からは煙すら出ていない。
硬直したプロペラ。

レーダーを確認する。
あの人の信号は遠くで穏やかに明滅していた。
ほっと息を吐く。少し白い。
空を見上げる。先生の機体の腹が船団に吸い込まれていく。

私は片翼をひるがえした。右に先生の船団が見える。
そのまま旋回して、遠ざかってしまった元の船団のほうへ進路を切った。
散開地点を前に、どのパイロットもしきりに計器を気にしている。
燃料、OK。
エンジン、異常なし。
冷却水、正常。
私は防寒服のファスナーを上げ、口までそこにうずめた。
ゴーグルをかけ直す。ベルトは大丈夫か?問題ない。
ちら、と先生の船団を見上げ、私は大きく舵を切った。
船団がほどける。
加速度に、身体がシートへ押し付けられる。
いくらかの船が、同じ方向へ行くようだった。
見慣れた尾翼の船もある。
それじゃあ僕たち、一緒に行こうよ。
でないとこの空は、あまりにさびしくて、広い。
同じ色の雲を引こう。
完全に平行な航路なんてありっこないけど、
僕らそれぞれが、次の船団を見つけるまでは。

あの人はどこを飛んでいるだろう。
呼ぶ声はとうに途絶えてしまったはずなのに。
まだ高高度を、喘ぎながら。
船団から取りこぼされて、一人。

迎えには行かない。
落ちていくあの人の機体を、キャノピィの向こうに眺めることになっても。
この空をずっとずっと飛んでいく。
ただ、あの入道雲を過ぎて、並進するあの人の機体が見えたなら、
喜んで航路を変えたっていい。
船団を作ろう。
私と、あなたで。
その景色は綺麗かろう。
二人で飛ぶ空は温かろう。
完全に平行な航路なんてありっこないけど、
同じ色の雲を引こう。

燃料、OK。
エンジン、異常なし。
冷却水、正常。

仲間の船と寄り添いあって、私はこの空を飛ぶ。
あの機体が視界に入るいつかを、ずっとずっと待っている。


なんというか、自分の優柔不断さにアレなんだけども、、、
学部からの友人や研究室の先輩方と日々の会話を重ねれば、知らず知らずに塗りつぶされていくようで。
やっぱり人間関係は生物だと思う。
魚拓をとっても剥製にしても、すぐそばのぬくもりには敵わない。

割と冷静に、かつサッパリした気持ちで、あの人からの離陸を始めた。
前と同じ。もらったものを少しずつ処分してっている。
捨てるのは忍びないから、友人たちに引き取ってもらった。
来歴は、説明したり、しなかったり。
mixiでも、あの人の新着日記が表示されないようにした。

一旦切り離すと不思議なもので、諸々が加速度的に背後へと飛び去っていく。
寂しさも辛さも感じず、ああ、こうやって流れていくんだなぁって。

たぶん、写真を手放す時が、本当の本当に最後の時なんだと思う。
それまでに盛り返すか、このまま減衰していくのかは、道なりで。

前に好きだった人からは音楽機器を3つもらっていたのだけれど、
それは今、仲のよい2人の友人に使ってもらっている。
来歴は一切話していない。
残りの1つは私が使っているのだけれど、思い残しがあるんじゃなくて、買うと高いから。
その人からは色んな物を貰ったけれど、残ってるのは、メールと、あと手紙。
いつ捨てるのかは分からない。
きっかけがなかったら、ずっと持っていくかもしれない。


1年半くらいずっと好きだった人がいるのだけれど、忘れる努力をすることにした。
努力とまではいかなくとも、その人のために割いていたエネルギーとか時間とか、
いつの間にかその人好みの仕様になってた価値観だとかキャラだとか、
そういうのを、自分自身の既定値に戻していこうと思った。

何で好きだったのかは、今でもよく分からない。
ただ会えるのが楽しみで、連絡取り合うのが楽しくて、会いに来てくれるのが嬉しくて。
本当に理由は分からないけれど、いつの間にか夢中になっていた。

出会った時は同類の匂いを感じて、なんだか楽しいことが起こりそうな予感がした。
でもその人は、時間が経つにつれ、得体の知れない人物に変化していった。
たぶん同類と思い込んでいただけで、その人のことを全く見ていなかったんだろう。

次に会う約束はしている。
その次に会う約束もしている。
だからといって何があるわけでもない。
見慣れた風景に人物が1人加わり、そしてまた元に戻る。
日常の中のちょっとしたバグ。

なんで泣かなきゃいけないんだろう。
失うのが辛いと感じる。何ひとつ得てもいないのに。
何を分け与えたわけでもないのに。

いっそ、会いに来てくれなければいい。
彼女が出来たとでも言ってくれればいい。
忘れてくれたらいい。
途絶えてしまえばいい。

辛いから、私の方から離れていくことに決めた。
そんな宣言すら言い出せない、他人行儀な関係なのに。



辛い時、しんどい時、そっと、重くない程度に手を差し伸べてくれていた。
少しも互いの正体を晒し合っちゃいない、そんな遠いところから。
それがあたたかくて、その優しさが自分に向けられているのが嬉しくて。
お金も時間も思いやりも搾取するばかりで、気付いたら何も返せていなかった。

何をするにも、どうしても自分を第一に考えてしまう。
まずは自分が安全なところに立ってから、って。
でも保身の次は、居心地のよさを求めて。
その次は、快楽を求めて。
いつまで経っても、自分以外の誰かに分け与えることが出来ない。

どこかで転換しないと、たぶんずっと、優しい人間になれやしないんだと思う。
これを機にとは言わないけれど、最初は心がこもってなくてもいいから、何かを誰かのために投げだしていかなきゃいけない。
でないと、どんどんケチになる。


離れていこうと思ってたのに。
少しずつ頑張るから、だから、消えていかないでって思ってしまう。


たぶん、私はその人が、本当に好きなんだろう。
北野町のレストランで日曜日に働いてます。
こんどはフレンチです。毎週結婚式やってます。
時給1,000円。

カンボジア行ってきた。
カンボジア行ってきた。
長年行きたくてたまらんかったアンコール遺跡群に行ってきた。
ついでに国内線でプノンペンも行ってきた。
一人旅だったけど、幸い危険な目にも遭わずちょー楽しかった。(ただし常時下痢)
修士卒業までにもう1度。絶対。


近況報告

2009年3月10日 日常
↑なんかもっと気の利いたタイトル考えろよと思うのだけれども。


・卒研発表終了
レーザーの割と偉い先生にちょびっとだけ褒めてもらえた。
っていうのを指導教官を通じて聞いた。
図に乗って明日はズル休み。学科の同回で卒業旅行行ってきます。
某スタジオジャパン(日帰り)だけどな。


・初めてのメール
アドレス聞きそびれてた先輩に連絡が取りたくて(ズル休みの)
ケータイから学番アドレスにメールした。
さっき返信。
受信ボックスに1つだけ、アルファベットだけの送信者。
よく知ってる人だけど、絵文字使うのか、とか、こういうメール打つのか、とか。
新しい表情を知った気がして、磨耗したいつもの呼び名に収束させるのが勿体無くて。
数日くらいこのまま放置。


・年末ネタとか寝ぼけるのもいい加減に
まぁ、結局、学者さんとも遊んで、郵便局のバイトもやったんだけどね。
別に何かしらの義理立てで会ってくれてるんなら来んでいい(もっとカッコ悪いニュアンス)と言ってやった。
いや、むしろあなたに会うために来てるんだ(もっと曖昧なニュアンス)という発言を引き出してやった。
やった!
で、その後2ヶ月くらい音信不通なんですが何か?


・と思ったら2月にメール来た
大学教員の年度末は忙しいんだねぇ。
こっちも卒論・卒研で忙しいんですけど何か?
で、10日くらい放置。
放置の後、息も絶え絶えに1往復。そんなしんどいならしなきゃいいのに。
その返信で、卒研終わった開放感余って、3月最終週にそっち行くから案内しろと誘ってみた。
再度音信不通に突入。今に至る。


・若干の変態
デスクに自分のソロ写真を飾ってる人がたまにいるんだけど、
で、この人ずいぶんナルシストだなぁと思ってたんだけど、
別に自分自身にウットリしてたわけじゃなかったんだね。
体験して初めて分かった。
誰かの眼を通して見た私。
あの瞬間、あの人は、確実に私だけを見つめていた。
一人よがりなんかじゃない。あの人は私のこの姿を見て、それで、シャッターを切ろうと思ったんだ。
あの人の心を、私は一瞬でもひとり占めしてたんだ。
それを確認するための。
自分で撮ったあの人の写真より、ずっとリアルな触感がある。
とかね!
まあ実際は、研究室の先輩が撮った私のドッキリ映像だったんですが。
カメラの近くで話しかける声と、それに応える自分の姿。
これはホームビデオですかと、計らずもポッとなってしまったわけであるよ。


・にゃんごろにゃんごろ
M1の先輩が甘え上手でかわいい。萌え。
女の子が私だけだから甘えられ放題の甘え放題。
研究室で何やってんだか。
後輩に女の子来たら取られちゃうとか考えるあたりもう性根腐ってるな。
だからちゃんと研究しろって。


・とか言いつつ研究もしてるけどね
勉強楽しいし実験楽しいし指導教官いい人だし言うことない。
オリジナリティとか就活とかその辺の問題を除けばね。


・全国デビュー
学部の学生募集ブックレットに写真と一筆が載ることに。
理由は分からんが先生方のウケがいいらしい。
なんだかんだで人生上手く行ってるようだ。


・ただ残念なことに頭にお花は咲いてない
個性的と言われるぶん欠陥もそれ相応にあるので、時々人生やめたくなる。
いじられキャラと変人と成績の悪さで粗方の欠陥はカバーできるけどね。
その免罪符が通用するのも学生の間だけなんだけどね。
だから先を憂いて解脱の1つや2つしたくなるわけで。


・まぁでも思春期をとっくに済ませた大人だから
こじつけの希望を見つけてアッケラカンと生きていくわけだ。


近況報告

2008年11月19日 日常

・底抜けに優しい先輩方、先生方に感謝しまくる毎日。

・授業、多っ!

・寺の境内で番茶飲んでぼへーとしたい。

・学者さんが年末来日するらしい。

・卒研が・・・

・勉強楽しい。

・ちょっと顔つきが大人っぽくなったそうだ。

・正確には老けたんだろう。

・研究室、レポート、バイト。

・喫煙量がちょっと増えた。

・親に勢いのあった小学生の頃を思い出し、なんか泣いた。

・最近呑んでないなぁ。

・高3の弟がこの時期になって文転した。

・もっかい原付で遠乗りしたい。今度は龍野よりもっと遠くへ。

・ちょっと太った。

・だいぶ髪が伸びた。

・世界が家と研究室で収束してしまってる日々。

・だけど元気で楽しいなら、良しとしようじゃないか。

近況報告

2008年10月26日 日常
・バイト退職
 現在日雇い派遣で食いつないでる次第。

・部活の卒業公演不参加
 卒研と教職授業でいっぱいいっぱい。
 2回生後期の単位ほぼ全落ちが効いてる。
 芝居のために勉強を犠牲にしてきたのだから、勉強のために
 芝居が犠牲になっても文句は言えない。
 割と泣いた。

・研究室の居心地がいい
 紅一点だけどその分先輩方が気を遣って下さってる。
 一緒にゼミやってる研究室の方々も素敵な人ばかり。
 研究内容的にも楽しい。
 高校物理6点だった私がレーザー分光学ですってよ。
 測定装置組みます。

・恋愛不調
 9月に例の学者さんと東京で遊んできた。
 お互い疲れが溜まってて盛り上がらず。
 交流は細々続いてるけど微妙。
 繋がりを維持していくだけで大変。
 次の来日が未定という時点で。

・それ以外に不具合はなく
 悩みだってあるし、感情が浮いたり沈んだりするけども。
 幸福偏差値60くらいの日々なので不平不満は言いません。

ひやひやのどきどきでしたが、無事??合格してますた。
卒研がんばります。
今日はうちと隣の研究室の先輩方が「院試がんばれ会」を開いてくれました。
オープンスペースでビール片手に、ピザ4枚を15人くらいで取り囲んで。
ここんとこ具合悪くて精神的にも下向きだったのだけど、こんな素敵な先輩方に囲まれてるんやぁって思うと、手放してなるものかと、再びパワーが湧いてきました。
がんばりまっす!

孝攵育実習でした。

2008年6月15日
出身中学に3週間行ってきますた。
中学生まーじかわいかったっすvv
男の子も女の子もギューってしてグリグリしたいv
今年は出願期限過ぎてもたから、来年教採受けようかリアルに悩み中。

明日っから研究室戻りまうす。

研究室生活2週目

2008年4月9日
1週目はどうなることかと思ったけど、みんないい人で安心。
今は肩慣らしな感じで楽しくやってます。
ゆくゆくはレーザー屋さんになる所存です。
高校時代に諦めた物理をもう一度学ぶ機会を貰えたことが、とてもとても嬉しい。
非線形光学とかテンソルとか、ちょっと、かなり難解やけど。。


賭けはまた向こうが負けた。
お互い新しい生活も始まったのだから、あの人も私から離陸してしまえばいいと思うのだけど、メールが来るとやっぱりうきうきしてしまう。いかんな。
好きだからこそ、私は綺麗に断ち切ったつもりだったんだけどな。


バイトのシフト確認したら、今月1日しか入ってなかった。
おまいなんか辞めちまえという暗号か?


原付がほしい!

お金がない!


ウチの院試の専門科目、今年から3→2に減るらしい。
時間も4時間→2時間40分。
いいのか悪いのか分からんなぁ。

賭け

2008年3月20日
大好きな人と、「会いたい」って言ったら負けだっていう賭けを始めた。
一方的にでなく、お互いの了承の上で。
この賭けは2回目で、最初は向こうが始めて、負けたのも向こう。
今回は最終決戦のつもりで私が始めたのだけど、早くも負けてしまいそう。
でもこれは、向こうが負ける分にはいいけど、私が負けると二人ともどうしようもない業の中に引きずり込まれてしまうので、絶対に「会いたい」と言っちゃいけないのだ。

うわーん!辛いよう!!

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